Web用と印刷用のデータの違い
同じ写真素材でも、Web用と印刷用とでは違いがあります。
まず一番の違いは、画像の解像度が異なるため、相互に利用することができないという点です。
Web用は一般的に72dpiで印刷用は350dpiか600dpiです。
もし、印刷用の写真素材をWebで使ったとすると、見た目は非常に美しくなるものの、データが重いためにパソコンの画面の表示が極端に遅くなる傾向があります。
また、Web用の画像を印刷用途に使用すると、短時間で印刷物を作成できるものの、仕上がりはギザギザが目立った見た目の悪い印刷物になります。
このため、写真編集ソフトやDTPソフトが持つ変換機能を使って、それぞれの用途に合った写真素材を作り出す必要があります。

ふたつ目の違いは色合いです。
デジタルカメラで撮影した画像をWEB上で見た時と印刷した時とでは、赤色がピンクに変わったり、透き通るような青色が白っぽい青色に変化したりと、色違いに気付くことがあります。
これは、「RGB形式」と「CMYK形式」という色彩の表現形式が異なるために発生する現象です。
「RGB形式」は光の3要素とも呼ばれ、パソコンやTVなどのディスプレイで一般的に用いられている形式です。
一方、「CMYK形式」は印刷インクを扱う時の色彩表現形式で、「RGB形式」をすべて置き換えることはできません。
このため、同一の写真素材であっても、Web用と印刷用とではどうしても色の違いが出てしまうのです。
